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 著者 葛西敏明

episode 1-6

6 初めてのトラック

 

  ある日コカコーラに勤めていた英二が急に会社を辞めてきた。

 

その頃の僕らの就職状況は、こんな感じだ。

 

僕 成島ー音響専門学校

大塚ー生肉所の配達員  肉くすめ放題でいつも冷凍庫には肉があった。

蓮池ー生コンクリートの検査技師  生コンクリート食べ放題、、、なわけないか。

葛西ー病院検査キッドの配送 何やら車で一日中グルグルしてるらしい。

浅利ースナックやお店? うーんいまいち謎

長谷川ー大工見習い

窪田ー京樽のコック

英二ーコカコーラ でもやめたらしい。

こんな所だ。

 

 収入が無くても色々とお金はかかるようで、先日のライブの経費やら名刺のお金、事務所の家賃、これは浅利が実家に帰ったのをキッカケにそのまま事務所にしてしまった。

 ローンの支払いとは別に、毎月僕ら(正確には働いている彼ら)はせっせと他で働いたお金を、会社に入れて経費を賄っていた。

 

 

 

 

 ニヤニヤした男が、目の前の一万円札を一枚一枚数えている。

八畳ほどのプレハブ小屋に4人がけのテーブル、窓際にくっつけた

机に経理らしい女性がカタカタとグレー色だかクリーム色だか区別

がつかない電卓を打っている。

 

 国道沿いだからか、時折通る大型車の振動で紙コップのお茶がカ

タカタ揺れている、よくぞこんなに怪しい中古店を見つけたものだ。

 はい丁度50万円ね、イベントで入ったお金とみんなでコツコツ貯

めたお金で、1tトラックを買いに来ていた。

 衝撃の文化祭11校決定と共に、機材車が無いことに気づいた大塚

から真っ先に出た言葉は、「車買おうか!」

 

 

 今までは英二の車を、事あるごとに出してもらいなんとか凌いでいたのだが、1日に3校も、重なってしまう文化祭シーズンには、とてもじゃないけど間に合わない。

 英二の愛車、ボンゴくんも、機材を乗せすぎてサスがペッタンコになったりしてなんとも申し訳ない事になっている。

そこで満を期して?いや、そんなに満を期すほどではいないけど、トラックを買うことにした。その日から大塚を中心に、夜な夜な中古車周り、もちろん営業時間外なので、外から伺ってよさそうな車があればみんなで共有、幾つかの候補から3台に絞ってさらに値段交渉の末、このトラックにたどり着いたのだ。

 

 しかし厳選に厳選を重ねたこのトラックは、ワンポックスカーに比べれば中は広々だが、アルミの荷台の中に横広の台が付いてたり、その台の上にも棚が付いていたり、なんだか店と同じで怪しい。

 それでも立派にパワーゲートが付いてこの金額は破格のようで、店頭価格100万円を大塚が交渉で50万円で購入してしまったのだ。

 ふと過るのは、なんで半額で買われてあんなに店長は嬉しそうにお金を数えていたのだろう、なぜ?あんなに愛想が良かったのだろう。

 無事に書類を交わして、鍵をもらいエンジンをかける、キュルキュルキュルキュルとセルが回りはじめた、少し長いように感じたが無事にドブルンとエンジンがかる、それと同時に錆びたマフラーからはスモークマシンのように勢い良く煙が舞ってきた。タバコの煙と排気ガスが混ざり危険なカクテルのようになり、僕は大きく咳き込みながら2、3歩後退りをさせられた。

 僕らが車に乗って出発する間際に、店長が葛西を呼び止めて声をかけた、「保証ないから、何かあってもご自分で治してくださいね〜」と笑顔で、、、あーやっぱり。側頭部が痛み出す。

 

 複雑な表情をしながら2人は笑って店長に会釈をして、買ったばかりの1tトラックを国道6号線から左に走らせた。

 エアコンが効かない車内から窓を開けて吸うタバコは、なぜかいつもと違う味がした、普段吸わない葛西も珍しく一本せがんで来て 3人でタバコを無言で吹かした

 

 6号線から落ちる夕日が静かに流れて行った。

 

 

 

2020年2月28日

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